「大浮世絵展」@江戸東京博物館に行ってきました!

** この記事は、筆者のライフブログ「日々是好日」との同時投稿です。 **

 

江戸東京博物館で行われている、「大浮世絵展」に行ってきました! 大浮世絵展

11月に箱根の別の美術館で割引券をもらって以来、ず~っと気になっていた展覧会だったので!

 

結論から言うと、

 

この展覧会、とても良かった!! O(≧∇≦)O

 

名品もいっぱいあったし、解説もわかりやすくて、展示構成も面白かったので、ひき込まれました>< とても充実した気分になれたので、紹介します♪

 

江戸東京博物館は、JR・地下鉄両国駅から徒歩2分ほどの好立地。

アクセス便利です♪ 平日だから空いているかな~、と思いきや、

 

会場激混み(´□`川)

 

何でも、毎月第3水曜は「シルバーデイ」とかで、65歳以上の方は常設展(今回は企画展も?)無料なのだとか。

いや~、通りで平均年齢が高いと思った。

 

とはいえ、休日よりはまだまだマシなので、気を取り直して展示会場へ。

 

入口のあいさつ文で「浮世絵は服飾文化、庶民の生活を知る、演劇の歴史を知る、絵画の技法を知るなどたくさんの視点から楽しめる」という旨のことが書いてあったのだけれども、本当にその通りでした。

 

例えば、

 

うぎゃー、なに、この着物きれい!! ヾ(゚д゚*三*゚д゚)ノ とか、

 

ええー!!演劇の舞台に大木が生えている!? ∑q|゚Д゚|p

 

とか、たくさんの発見があったのですが、 中でも感激したのが次の3点☆ 鈴木晴信

こちらは鈴木晴信の有名な版画らしいのですが…

えええ!!?

 

この浮世絵、着物の部分がエンボス加工だ!!!

Σ(・ω・ノ)ノ!w

 

1767年ごろの作品らしいのですが、エンボス加工の歴史って、そんなに古かったんですね~

次に驚いたのが、下図のような

(ごめんなさい、この絵だったか正確には覚えていません…)大首絵の美人画大首絵‐美人画

よくよく見ると…

 

ええー!! なに、このまつ毛の細かい彫り!! 日本にこんな木版画の技術あったの!?? w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w

 

…というような出来でした。

全体的に浮世絵は小さいので、彫りは本当に細かいのですが、 まつ毛の部分は、目をよーくこらさないと見えないレベルです^^;

 

最後に、魅せてくれたのが…北斎肉筆画

北斎の肉筆画!!

(しかも、2m×3mほどど、大きい!)

現物は写真よりもっと色鮮やかで、迫力がすごかったです。

筆づかいはのびやかで、人物の眼光は鋭く、 とても80代後半のおじいちゃんの絵とは思えません…。

 

あと、個人的には歌川国芳の「猫飼好五十三疋(みょうかいこうごじゅうさんびき)」(=東海道五十三次を猫のしぐさで表したパロディ)が、 全て現代の書体による解説付きで見られたのがうれしかった…^^ 国吉‐猫

 

展覧会に行ってから知ったのですが、この展示は「国際浮世絵学会」という学会が、結成50周年を記念して、その研究の集大成として出した展示らしいです。

どおりで名作が多くて、解説も気合が入っているわけだ…。フゥ(o´Å`)=з

 

とにかくにも、久々に

「見てよかった!」と心底思える展覧会でした(^^)

あ~、心が豊かになった♪

東京での会期は3月2日までですが、その後、名古屋・山口と巡回するようです♪

それでは、また☆

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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【追記】 ↓ウチにある歌川国芳の本のうち、おススメのもの^^

猫の絵を中心に、狂画が多く載っています。